怖い目の病気は網膜剥離だけじゃない!中高年ビジネスマン要注意の「加齢黄斑変性」

読者の皆さんの中には年齢が30代後半以上という方も多くいらっしゃると思います。今回は、そんなミドル、シニアエイジの方々が特に気を付けるべき目の病気、”加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)”に関して記事をまとめます。

加齢によりリスクが高まる目の病気として網膜剥離が有名ですが、今回記事をまとめる加齢黄斑変性も高齢者の増加にともなって、発症する人が増加している目の病気です。中高年、つまりミドルエイジ以上の年齢層の方は特に注意してください。ビジネスマンである皆さんがもしこの病気を患ったら仕事に多大な悪影響がでますし、日常生活、人生そのものにも大きな影響を及ぼします。

くわしくは下の文章でお伝えしますが、はじめに少しだけお伝えしておきますと、加齢黄斑変性は大変やっかいな病気です。現時点では一度発症してしまうと完治する方法がなく、進行を抑えるための治療しか方法がありません。また、たいしたことはないと油断して放置していると、あっという間に病状が進行し、最悪の場合は社会的失明(眼鏡などで視力を矯正した場合でも0.1以下の視力)に至る病気です。


 

 


目次

失明の可能性も!中高年に多い目の病気 「加齢黄斑変性」とは?

加齢黄斑変性は、眼の網膜にある黄斑という部分の機能に不具合が生じる病気で、高齢者が失明に至る原因となる病気として上位にランクインしており、高齢化社会とともに患者も増加しています。

代表的な症状は、以下の通りです。

  1.  まっすぐな物が曲がって見える
  2.  視界の一部が極端に見えにくい(あるいは見えない)
  3.  全体的にものが見えにくくなり視力が低下する

加齢黄斑変性には発症プロセスが異なる2つの型があります。一つは”滲出型(しんしゅつがた)”、もう一つは”萎縮型(いしゅくがた)”と呼ばれるもので、日本人の場合は圧倒的に滲出型が多いそうです。ちなみに、2007年の調査時点で患者数は既に70万人を超えていると言われています。

発症リスクは高齢者ほど高く、すでに症状がある患者に対して調査した結果、発症した年齢は70代以上:31%、60代:41%、50代:16%、30-40代:12%というデータがあります。

ちなみに日本人に多い滲出型は、病状の進行が早いという特徴があり、治療しないで放置していると簡単に社会的失明(矯正視力0.1以下)になってしまいます。従って、早期発見、早期治療が重要です。

ところで、目の病気は片目だけで発症する場合(特に利き目ではない方の目の場合)は気付きにくいと言われています。たまには片目だけで見て異常がないかチェックする習慣をつけた方が良いかもしれません。

喫煙、紫外線、活性酸素、加齢黄斑変性の原因

加齢黄斑変性の発症原因はまだまだ分からない事が多い状態です。しかし、喫煙歴がある人は発症するリスクが高い事が知られています。他に有力な原因として、太陽からあびる紫外線、生活習慣による酸化ダメージ(活性酸素などによる)が関係していると言われています。

  • 喫煙
  • 紫外線
  • 生活習慣に関係した活性酸素などによる酸化ダメージ

完治は難しい!加齢黄斑変性の治療方法

VFGF薬物療法、光線力学的療法、といった手法が代表的な方法ですが、これらは発症した症状を改善するための治療ではなく、それ以上に悪化させないための治療であり、発症・進行してしまった症状を元に戻す方法はないのが実情です。

治療に関しては、早期発見、早期治療が重要だと思いますが、それ以上に重要な事は、加齢黄斑変性にならない様に予防を徹底する事だと思います。

加齢黄斑変性を予防するためには?

すでに述べましたが、加齢黄斑変性を引き起こす原因として、喫煙、紫外線、活性酸素などによる体の酸化、が有力視されています。

従って、予防策として有効な対策は以下の項目です。

  1.  禁煙する
  2.  外出時はできるだけサングラスをかけて目を保護する
  3.  抗酸化性の成分を含んだ食事を心がける(ミカン、大豆、玄米、ニンジン、カボチャ、牡蠣、海藻類、ホウレンソウ、ブロッコリー、イワシ、など)
  4.  サプリメントを活用する

喫煙者はそれだけで発症リスクが高まると言われていますので、喫煙されている方は禁煙する事を強くおススメします。

日本では、サングラスを日常的に使用している方は多くない様に思いますし、ビジネスシーンにおいては尚更だと思います。可能な範囲でできるだけ使用してください。

加齢黄斑変性だけでなく生活習慣病全般に対する予防策として食事の見直しは大変有効な手段だと思います。できるだけ心がけるのが良いでしょう。こちらも日常的に、ある程度の量を食べ続けるのは意外と難しいかもしれませんが、日ごろから心がけておくことは重要だと思います。

実は一番お手軽なのはサプリメントかもしれません。下記の通りある程度の効果がみらられたというデータもありますので、お手軽に継続できる予防策としてサプリメントはおススメです。

加齢黄斑変性の予防に効果的なサプリとは?

加齢黄斑変性に対してサプリメントは本当に効果があるのでしょうか?
あるとしたら、それはどの様なサプリメントなのでしょうか?

それに関しては目の専門家の先生が下記の様な情報を発信されています。

サプリメントの効果の根拠は、2001年に発表されたAREDS (Age Related Eye Disease Study)(論文1)と2013年に発表されたAREDS2(論文2)という2つのアメリカでの大規模研究です。これらの研究によりビタミンC、ビタミンE、亜鉛、銅、ルテイン、ゼアキサンチンの組み合わせにより加齢黄斑変性の発症頻度を下げることができることが実証されました。

(中略)

AREDS2ではルテイン10mg以上、ゼアキサンチン2mg以上が推奨されているので、これらの成分の多いものがよいのではないでしょうか。

(論文1) Arch Ophthalmol. 2001;119(10):1417-1436. doi:10.1001/archopht.119.10.1417
(論文2) JAMA. 2013;309(19):2005-2015. doi:10.1001/jama.2013.4997

出典:「ツカザキ病院」のサイト内記事(加齢黄斑変性に対するサプリメント)
https://www.tsukazaki-hp.jp/care/ophthalmology/amdsupple

つまり、加齢黄斑変性の予防にサプリメントは有効である事が証明されていて、有効な成分は下記の通りとの事です。

  •  ビタミンC
  • ビタミンE
  •  亜鉛
  •  銅
  •  ルテイン (10mg以上推奨)
  •  ゼアキサンチン (2mg以上推奨)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事では、高齢人口の増加とともに患者数が増えている目の病気「加齢黄斑変性」についてご紹介しました。場合によっては社会的失明に陥るため、ビジネスマンとしても、一人の人間としても、気を付けておきたい病気だと思います。

現時点では回復するための治療方法がない病気であるため予防対策をしっかりと取る事が重要です。

禁煙、サングラスの使用、食材の工夫といった予防策の他に、お手軽に継続できる対策としてサプリメントがおススメです。

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