【VUCAの時代】とは? その意味と求められる人材を解説

VUCAというビジネス用語があります。


不確実な現代を表現した言葉なのですが、今回の記事では、先ずその意味をご説明し、その後VUCAの時代を生き抜ける人材像について述べたいと思います。

【この記事の要約】

■VUCAの時代とは?その意味
・VUCAは不確実な現代を表現した言葉でVolatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の4つの英語の頭文字

■VUCAの時代に求められる人材
・予見が難しい未来が来ることを予見できる人
・変化を敏感に感じ取り素早くに適応できる人
・迅速に決断できる人
・上記と同じ特性を有した組織作りができる人
目次

VUCAの時代とは?その意味と読み方

VUCAの時代とは?その意味と読み方

VUCAは不確実な現代を表現した言葉でVolatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の4つの英語の頭文字で表現されています。

いずれも確定的な要素がない言葉ばかりですよね。
ちなみにVUCAと書いて「ヴーカ」と読みます。

VUCAという言葉はもともと米国の軍隊の中で発生した用語であったと言われています。

1980年代頃までの戦争は、国vs国という構図が当たり前でしたが、1990年代に入ると、米国の敵は国ではなく”テロ組織”へと変わりました。

国同士の戦争において統制の取れた軍隊同士の戦いであったため、軍隊としての戦略・戦術を念頭に対策を立て作戦として実行されていましたが、テロ組織は軍隊ほどには統制されておらず、思想を同じくする人々が、小単位で比較的自由に作戦を実行している状態でした。

米国側から見れば、テロ組織の戦い方は、移り変わりやすく、不確かで、複雑、かつ曖昧なもの、に見えたという事でしょう。

この様な時代背景からVUCAという言葉が生まれました。

この言葉が2010年代にはビジネスの世界でも使われる様になりました。その意味するところは、ビジネスの世界でマネジメントに関わる多くの人々が、従来の様に未来を予測する事は難しく「現代は不確かな状況が多い」と感じている、という事だと思います。

まさに現代は”VUCAの時代”に入ったと言えるでしょう。

ちなみに米国では、軍隊における思想、リーダーシップ、組織論などをビジネスの世界に積極的に取り入れようとする潮流があり、例えば下記(他にも多数)のように書籍も様々なものが出版されています。

VUCAの時代に求められる人材 – 予見が難しい未来を予見する –

VUCAの時代に求められる人材 - 予見が難しい未来を予見する -

では、不確定要素が多いVUCAの時代を生き抜ける人材とはどの様な人々でしょうか?
以下で考えていきたいと思います。

予見が難しい未来がくる事を予見できる人

先ずは、現代は従来の様に未来を予測する事が容易ではなくなっている、という事実を認識している必要があります。

つまり、これからは「未来を予見する事が難しい未来」が来るわけで(実際には既に来ていますが)、その事を予見(認知)できるセンスが必要になるでしょう。

変化を敏感に感じ取りただちに適応できる人

VUCAの時代は「変化が激しい時代」です。

ある予測に基づいて計画通り問題なく物事を進めていたとしても、明日には状況が変化し計画がすべて台無しになるかもしれません。

まずは、そういった状況の変化をできるだけ早期に敏感に感じ取る必要があり、同時に変化した状況に迅速に適応する必要があります。

即ち、状況が変化する事を否定的に捉えるのではなく、積極的に受容し、変化に素早く追従しようとするマインドが必要です。

迅速に決断し行動できる人

変化が激しいVUCAの時代は「準備」する事が難しい時代とも言えます。何しろ今日の計画が明日には通用しなくなるかもしれない訳ですから。

だからと言って予測に基づいて計画し準備する事が否定されるべきではありません。

計画と準備は物事を迅速かつ円滑に進めるために必要な事です。

しかし、VUCAの時代は、変化が激しく、必ずしも準備が活かされるとは限りません。

それでも物事を迅速に進めるためには、変化が起こってからの決断と行動までの時間をできるだけ短縮する必要があります。

即ち、VUCAの時代には、変化に対して素早く対応策を考え、決断し、行動する事が求められるのです。

変化に迅速に対応可能な組織作りができる人

ここまでは主に個人にフォーカスして述べさせて頂きましたが、あなた一人がVUCAの時代に適応できる能力を有していたとしても、組織としてVUCAの時代に適応できるかどうかは分りません。

VUCAの時代には、個人としてだけでなく組織としても時代に適応する必要があります。

従って、もしあなたが組織の一員であれば、上記で述べたようなVUCAの時代に適応できる特性を持った組織をつくる必要があります。

あなた自身がVUCAの時代に適応できる事はもちろんですが、時代に適応できる組織作りも必要なのです。

まとめ

とにかく不確定要素が多いVUCAの時代ですが、まずは変化を否定せず積極的に受容し適応しましょう。

その上で上記で述べた事項を意識して実践すれば、不確定な時代でも生き抜いていく事ができるでしょう。

なお、VUCAの時代を生き抜く考え方として”OODAループ”という理論が提唱されています。ご興味があれば参考にされると良いでしょう。

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