【OODAループ(ウーダループ)思考】とは? ~VUCAの時代の最速思考法~

先日不確実な現代を表現した言葉として「VUCA」という用語について記事の中でご紹介し、あわせて、VUCAの時代を生き抜ける人材についても述べさせて頂きました。

一方、世の中にはVUCAの時代に役立ちそうな思考法も提唱されています。

今回はVUCAの時代に役立つと思われる思考法OODAループ(ウーダループ)についてご紹介したいと思います。

【あわせて読むとわかりやすい!】
 
  ・VUCAの時代とは? その意味と求められる人材
【この記事の要約】

■OODAループ(ウーダループ)思考とは?

・OODAループとは、Observe (観察)、Orient (状況判断/方向づけ)、 Decide(意思決定)、Act (行動)の頭文字をとった”OODA”に”ループ“を付け加えた言葉。4つのプロセスが互いにループしてつながっている状態を指す(1方向の直列プロセスではない)。

■OODAループ思考がVUCAの時代に適している理由
・事象を観察する事からスタートするためどの様な状況でも活用できるから

目次

OODAループ(ウーダループ)思考とは?

OODAループ(ウーダループ)思考とは?

OODAループ思考とは、Observe (観察)、Orient (状況判断/方向づけ)、 Decide(意思決定)、Act (行動)の頭文字をとった”OODA”に”ループ“を付け加えた用語です。

何となく似たビジネス用語に”PDCAサイクル”がありますが、PDCAサイクルは、P→D→C→A→(Pに戻る)といった具合に、1方向にプロセスが進みつつ循環(サイクル)しているのに対し、OODAループでは4つのプロセスが互いにループしてつながっており、必ずしもO→O→D→Aという順で思考しなければいけないという事はありません。

既に完了していたり、容易に類推できたりする場合はプロセスを省略しても良いのです。

それ故、“最速の思考法”と呼ばれています。

OODAループ思考がVUCAの時代に適している理由

OODAループ思考がVUCAの時代に適している理由

例えば、PDCAサイクルの考え方では最初に「計画/Plan」があり、その後のプロセスは計画通りに進める事を前提にしています。

しかしVUCAの時代は「変化が当り前」の時代です。その度に計画から練り直して実行していたら物事がなかなか前に進みませんよね。

従ってPDCAサイクルによる思考法はVUCAの時代では活用しにくくなっているのではないかと思います。

(*PDCAサイクルや計画する事を否定するつもりはありません。状況の変化が激しい、或いは、変化が実際に起こった場合には ”適していない”というだけであって、状況に応じて使い分ける必要があります)

ではOODAループの方はどうでしょうか?

繰り返しになりますが、OODAループで提唱されている4つのプロセスはObserve (観察)、Orient (状況判断/方向づけ)、 Decide(意思決定)、Act (行動)であり、計画するプロセスがありません。

最初の2つのプロセス「観察」と「状況判断/方向付け」で、現状を観察、判断し、何をすべきか方向性を打ち出します。

後は実行の決断をして行動あるのみです。

お気付きかと思いますが、OODAループは、どの様な状況(例えそれが状況変化の直後であったとしても)においても活用できるプロセスで構成されています。

故に不確定要素が多く変化が激しいVUCAの時代に適した思考法ではないかと思います。

この様にVUCAの時代に適しているOODAループ思考法ですが、1つだけ注意したい点があります。

それは、「素早さ」です。

OODAループのそれぞれのプロセスは自動的に進んでいくものではありません。

その場面になった際には、あなた自身が、迅速に状況を把握し、方針を決め、決断を下さなければなりません。

VUCAの時代は、最速の思考法を活用して、変化に迅速に対応していきましょう。

【この記事の参考文献】
 OODAループ思考[入門] 日本人のための世界最速思考マニュアル / 入江 仁之

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